みんな、幸せを引き寄せたいと思う気持ちは同じ。
本屋に並ぶ書籍でも、ネット上でも「引き寄せ」という言葉はよく目にしますよね。
お金を引き寄せ。。
恋人を引き寄せ。。
幸せを引き寄せ。。。
いろんなものを引き寄せたいと願う人は多いです。そして私もその一人。
スピリチュアル的な言い方がされるケースも多いように思いますが、私がお話したいのは
もっと心理学的なアプローチです。
「引き寄せ」の前提となるものは何か、についてお話したいと思います。
引き寄せるには「器」を空ける必要がある
「引き寄せ」に関心がある人って多いんですが、現状の状態でさらに「プラス」を求めたがる人って多いですね。
でも、「濡れ手で粟」状態で引き寄せって出来ないですよね。
だって、器(あなた自身)に水がいっぱい入ってたら、新しい水を入れても溢れかえって、入りませんから。
つまり、引き寄せを行うには、その前段階で水(=幸せ、理想)が入ってくるスペースを空けるために「手放す」作業が必要になってくるわけです。
色んな人が「手放すと入ってくる」「手放すと引き寄せる」と言っているのはそういったメカニズムがあるからです。
心の中のガラクタ(執着心、思い込み、古い価値観)を手放す
引き寄せるためには手放すことが大切とお話しました。
物の断捨離なら、要らないものを捨てちゃえばいいけど、精神的な心の中の断捨離、
「マインド断捨離」をしようと思ったら、何を手放すのか、って話。
執着心とか思い込みとか、あるいは古い価値観。。
つまり今の自分にとって無駄なもの、足かせになってるものですね。
自分の成長に対してブレーキをかけてしまってるものと言ってもいいかもしれませんね。
精神的にあく抜きをすれば、良い流れ(運)が体の中に入ってきますからね。
「手放す」と「捨てる」は似て非なるもの!
ところで、引き寄せるためには「手放す」と何度も言ってますが、同じような意味ではありますが、「捨てる」とは言ってません。
どちらも自分の元から遠くへと追いやっちゃうことではありますが、微妙にニュアンスが異なります。
「捨てる」ってゴミですね、シンプルに、自分にとって要らないもの。
一方の「手放す」はどうでしょう?
手放すって使う時って、「要らなくなった家具を手放す」とか、物以外でも「彼氏を手放す」なんていう言い方をする人だっていますね。
つまり、手放すというのは、かつては価値を持っていたけど、今となっては価値を持たなくなったもの、ってことですね。
そこがゴミとの大きな違い。
「かつては」自分にとって有用でメリットがあって、自分を助けてくれたもの。
そんなモノでさえ、自分の人生のステージや環境、精神的な成長度合いが変わってくれば、自分が求める価値観や幸せの形、理想のイメージだって変わってきますよね。
僕だって、子供の時にあれほど欲しかったプラモデルやテレビゲームは、今となっては関心のまったく外側にあります。
内面が成長すれば、そこに踏みとどまっておく必要がありませんね。
時が経てば、そして取り巻く環境や状況が変われば、求めるものは変わるし、価値を失ってしまったものをいつまでも持ち続けると、
それは当然、欲しいものを引き寄せるチャンスを失ってしまう。。
そういうことです。
人間として新しいステージを迎えて、新しい価値観を纏い(まとい)、新たな仲間と出会いながら、幸せを手に入れるために
それまで自分を助けてくれた価値観に感謝しつつ、「お別れ」(=手放し)をする必要があるのです。
手放すとは、自分が望む新たな輝きを導きいれるために前準備。
そうやって、新たな幸せが入ってくるスペースをしっかり作って準備しておくことがとても大切であり、必須というわけです。
コメントを残す